まだ起業していない人にとっては、起業すること自体が大きなハードルであり挑戦だと捉えているでしょう。
起業すれば必ず「失敗」というイメージがつきまとい、なかなかスタートを切れないが続いている人も多いと思います。
しかし、いま時の起業はリスクを取る必要などなく「大きなチャレンジ」など必要ありません。
必要なのは「大きな目標に向かうための細かい階段思考」なのです。
この記事では、起業する時の手順を7ステップで解説していきますので順に読み進めていってください。
起業するステップ
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起業の手順7ステップ
起業の手順のまず最初は、誰もが恐れて取りかかることができない「マインド」の部分から入っていきます。
これを読めばあなたも、世の中の起業家が最初から完璧なビジネスモデルなど持っていなかったことが分かり、不安が消えることでしょう。
起業の手順①画期的なアイデアは思いつかない
まず最初に、起業に画期的なアイデアは必要ありません。
世の中に画期的なアイデア商品など、ほとんどありませんし、あったとしても起業する前から初心者が思いつくことはありません。
思いついたとしたら、それはきっと、あなたが画期的だと思っているだけで世の中には受け入れられないでしょう。
そして、世の中のほとんどの人は画期的なものには拒否反応を示しますので最初からそんなものは必要ないということになります。
まずは「ありきたりなアイデア」で構いません。
あなたの考えたアイデアをたくさん書き出してみてください。
そのアイデアの中からまず起業してしまえば良いのです。
成功しているどんな起業家でも最初のスタートはここからになりますね。
そして、起業してから初めて勉強していく中で、そのアイデアがビジネスとして育っていくことになるのです。
起業の手順②まず最初の一歩を踏み出す
最初の一歩は、どんな人にでもありますね。
しかし、その一歩が重いものなのか軽いものなのかは人によって捉え方が違います。
ここでアドバイスすることは、最初の一歩を「軽いもの」と捉えた方が良いということです。
起業して実際にビジネスを始めてみると分かるのですが、この「最初の一歩」は実は無数に現れて、それの連続なのです。
1つのことを始めて完璧に成功するなどあり得なくて、様々なことを勉強してはそれを試していく連続になるのがビジネスなのですね。
ですので、最初の一歩を「軽いもの」と捉えて、まずやってみる姿勢が大切になってきます。
最初の一歩
- 100店舗のチェーン店のビジネスでも最初の1店舗目から
- 年収5000万のコンサルタントでも最初は1万円のフィーからスタート
- 売上高1億円の物販ビジネスでも最初は500円の商品販売から
みんなまず最初には小さなことから始めて大きくなるわけですから、軽く捉えてください。
起業の手順③ミッションビジョンなどいらない
よく最初から本を読み漁り「ミッション」「ビジョン」などを先に考えて計画書などを作る人がいます。
結論から言いますと、これらは必要ありません。
これらが必要なのは1億円以上のビジネスになりますが、最初からミッションビジョンから考えてビジネスを作ろうとすると、キレイなものを狙いボケたコンセプトを作ってしまし、必ず失敗します。
でもミッションビジョンは必要なくても、必ずあなたの起業するに当たって必要となるものがあります。
それは、「あなたの強い欲求」です。
起業する時に必要なのは、人としての欲求や欲望という原動力であり、キレイごとのミッションビジョンではないのですね。
人としての欲求や欲望とは何か?
欲求や欲望は具体的なほうが良い
- 高級マンションに住みたい
- ベンツやフェラーリなどの高級車が欲しい
- ラグジュアリーブランドをお金を気にすることなく買えるようになりたい
- 海外旅行をお金を気にすることなく行けるようになりたい
など、あなたの欲しいものを具体的に書き出し、それらの合計金額を計算してみることです。
そして、それを「いつまで」に手に入れるのかも書くのです。
キレイごとにミッションビジョンではなく、あなたの欲求や欲望を「自分の力」で「自分の決めた期日」までに手に入れると約束することのほうが重要となります。
全く成功もしていない人がミッションなどを作ると、
うまくいかない例
- トータルで女性のキレイを応援する
- 40代女性がストレスなく生きられる社会を作る
- 美と健康の両立を提供する
などのようにどこにでもあるようなボケたことを提案するビジネスになるのですね。
そして、一度このようなミッションを作ったとすると、これに合わせようとしてボケたイメージ広告しか出せなくなり失敗するというオチです。
こんなことはやめましょう。
起業の手順④リスクは取らない
起業でリスクを取ってはいけません。
0円で起業して誰も雇わず損しないやり方で考えるべきなのです。
起業の原則は、言ってみれば、
起業の原則
小さく始めて実績を作り、その実績を拡大させながらビジネスを大きくしていく
ということになります。
まだ実績もないのに大きなリスクを取って資金を投下して始めるなど必要ありません。
リスクなく始められる起業のアイデアは他の記事で後述しますが、今どきは「0円」で始めて「原価も0円」「広告費も0円」で売れなくても損がゼロ、売れれば儲かりますという方法など無数にあるのです。
最初から大きく夢のようなビジネスを始めようとしているなら無謀ですので考えを改めましょう。
誰もが最初は地震がありませんので、ゆっくり自分のペースで着実に積み上げて進んでいきましょう。
起業の手順⑤最初はよく目移りする
この世の中には、儲かりそうなビジネスが山ほどあります。
しかし、本当に儲かるかどうかは証明されていないものがほとんどなのも事実です。
情報がおびただしいほど出てきますので、あなたも最初は目移りしてしまい、色々なことに手を出してしまうでしょうが、それはそれでOKです。
なぜなら、目移りして色々なことをやってみることも大切だから。
その中で学ぶことも多く、どんなことがやりたいのかも見えてきます。
やってはみたものの、「これだとやりにくいな」とか「良いのかもしれなけどやりたくないな」など感じることは人それぞれなのですから、その中から自分に合ったものは「これだ」と見つかるのですが、色々やってみないと見つかるまでいけません。
目移りすればするほど、自分のやりたいことが明確に見えてくるようになります。
起業の手順⑥人に求められているかどうかだけ気にすれば良い
実は、あなたが起業して最初に売ろうとした商品やサービスは売れません。
でもそれで良いのです。
なぜなら、商品を売ろうとして売れなくて、そこで「あること」をやれば売れる商品が次に作れるようになるからです。
その「あること」とは次のことです。
商品作りに欠かせないこと
何を求めているのかを聞くこと
何は求めていないかを聞くこと
あなたは、自分の考えた渾身の商品を売ろうとして売れなくて、その時にこの2つの内容をお客様に聞くのです。
そうすると、この2つの情報から次の商品を作ることができて、それは売れる可能性が高いです。
つまり、先にニーズを聞いてから後出しで商品を作るので「売れるに決まっている商品」を作ることができるということです。
マーケットインというマーケティングのスキルなのですが、違う記事でまた説明しますね。
起業の手順⑦ビジネスモデルは後から出来上がる
最初からビジネスモデルなど作る必要はありません。
これだけやれば
- 商品やサービスを先に考えて売ってみる。
- 売れなくてお客様にニーズを聞く。
- ニーズから次の商品を作って売ってみる。
これの繰り返しで売れるようになるまで改善をしていくことだけをやっていれば、後から自然にそれがあなたのビジネスモデルとなるだけの話です。
最初からビジネスモデルを組むことを勉強することなど無意味です。
ニーズから考えた価値ある商品さえ作れるようになれば、あなたのビジネスは拡大していきますので難しく机の上で考えないことです。
起業する手順で最も大切なこと
これらのステップで起業するための考え方を持ったら、あなたがまずやるべきことは1つです。
小さな実績を積み上げていく階段思考
小さく始めて、小さな実績をまず作ってください。
なんでも良いですよ。
小さな実績
- 町内でNo.1
- お客様の声30人集まりました
- 検索ボリュームの小さなキーワードで検索1位とりました
- 雑誌に取材受けました
- 施術人数100人やりました
- ●●専門でやっているのはうちだけ
- 6ヶ月間ブログを毎日書きました
- 3ヶ月間毎日YouTubeで動画上げてます
- メルマガで毎日発信しました
どんなことでも良いのですが、実績を作ってください。
それを広告に書くのです。
こんなことが効くの??と思うかもしれませんが、起業初期に大切なのは「信頼」なのです。
誰も起業したての人を信用していませんので、実績を作り「信頼」を売りにすることで成功に近づいていくのです。
そして、この小さな実績を積み上げていくことで、今度はその実績をどんどん拡大させて大きくしていくことで、あなたのビジネスは絶対的な領域に向かい、他が追随できなくなっていくのです。
起業の手順まとめ
起業を考えると、どうしても「失敗」などのイメージがつきまといますが、この記事に書いてあるように「リスクなく」最初の一歩を軽いものとして捉えて行けば、比較的ハードルが低くなりますので是非参考にしてください。
「小さな実績を積み上げて拡大していく階段思考」が重要です。
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