美容院・美容室などのサロンは、コンビニより多いと言われるほど店舗が多く競争の激しい業態となります。
競争が激しければ激しいほど価格が下がり、小さな個人店は集客しにくい上に売上ががらないという現実があります。
この記事で得られること
「美容院+地域名」では勝てない理由が分かります
悩みワードへのSEO対策で勝てる要素が分かります
基本的なタイトルや記事の作り方が分かります
この記事では、ホームページで美容院が集客するためのSEO基礎知識を書いていきます。
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<クリックできる目次>
美容院のホームページ集客の現状
美容院の集客については、ほとんどのサロンがホームページで集客できていない現状があります。
サロンの数に対してホームページで集客できる検索上位10位以内の枠が足りないからなのですね。
このことから判断できることは、「美容院+地域名」でのSEO対策ではほとんどのサロンが勝つことができず集客に繋がらないことを意味しています。
結果、ホットペッパーや楽天ビューティーなどのクーポンサイトでのみが集客に繋がっているということになります。
しかし、これらのクーポンサイトからは、リピートを取りにくいと嘆くサロンがとても多いですし、広告費をかけた割には売上が上がらない状況に皆さん危機感を抱いていることでしょう。
では、美容院はどのように集客していけば良いのでしょうか?
美容院のホームページ集客におけるSEO
①ローカルSEO
美容院でホームページ集客する場合は、当然ローカル(地域)SEOを狙います。
基本的に美容院は、ホットペッパービューティーなどのポータルサイトが集客に強いのですが、当然価格競争が激しくなっており、大きな広告費をかけて新規をどれだけ集めても売上が上がらない要素となっています。
対してホームページ 集客では、単価の高い優良顧客を集め安い媒体だと言えるでしょう。
しかし、ここでも問題があります。
googleなどの検索で10位以内に入らなければ集客できないのです。
美容院のSEOでよくある間違い
よくある間違い
- 「美容院+市名」で上げれば集客できる
- ホームページを作って業者にSEOをかけてもらえば集客できる
美容院というビッグキーワードでローカル(地域)SEOをかけるのは正直なところ集客はしにくいでしょう。
美容院というくくりではポータルサイトを使い、ホームページでは違う客層の集客に特化していくことがポイントとなります。
美容院のSEOでは「悩み+地域名」に勝機がある
美容院のホームページで狙う客層は、「悩み」に特化していきましょう。
例えば、
「縮毛矯正+名古屋市」
「ヘアカラー+大阪市」
「髪の毛の痛み+さいたま市」
このような悩み名と地域名で検索上位をとれば、キーワードの検索ボリュームや競合の多さから考えても検索上位を取りやすいのです。
よくあるSEO知識の間違いとして、「アクセスを増やすこと」としか考えていない人が多く、「美容院+地域名」で上位に上がればアクセスが多くなるので集客できると考えている人が多いのですね。
でもこれは、実は間違いです。
ダメな理由
1つのキーワードで上げたところでアクセス数さえ限られる
そのサイト全体のアクセス数を押し上げる要素は必ずニッチなキーワード
市名などの大きな地域名で検索してくる人はバックエンドを買わない人が多い
googleはそのサイトの更新頻度を見ている
集客できない最大の要素は「市名などの大きな地名で検索してくる人はバックエンドを買わない」です。
「美容院」というキーワード自体の検索意図がとても幅広いため、漠然と探している人が多いため、必然的に初回の安さ目当ての人が多くなってしまうことになります。
ホームページを作って業者にSEOをかけてもらえば集客できる
ホームページの制作会社やSEO対策の代行会社などにお願いすると、「美容院+市名」などを対象にSEO対策しますよと言ってくると思います。
しかし、前述のようにそれだけでは集客できませんので、ホームページを作っても、そのまま放置して結局集客できないという結果になっている場合が多いのですね。
美容院のSEOの正しい取り組み方
多くの美容院は、イメージ広告になっていますが、イメージ広告で反応することは無いと理解しておく必要があります。
美容院のホームページは綺麗なだけのイメージ広告ではなく、悩みに特化した導線を敷いたホームページにするべきです。
そして、正しくSEOに取り組んでいるお店が少ないからこそ、小さな個人店でも勝てるのだと言えます。
そこには努力することが必須なのですが、
もし、あなたが努力できると言うのであれば、これからお伝えするシンプルな方法だけをやってください。
あなたの美容院のホームページはとてもSEOに強くなるでしょう。
美容院のSEOはこの形にする
美容院のSEOは業者に頼らない方法でやり、あなた自身が知識を付けて自分で更新できる形にするのがSEOに強くなるコツです。
どのような形かと言いますと、
悩みの解決専門に特化したページ作り
ブログSEO
という形です。
ホームページの構造としては以下の図のようになります。
グレーの部分は固定ページです。
赤の部分がブログです。
悩み別ページと書いてある部分がブログ記事になります。
あなたがやること
最初にカテゴリーをキチンと設定する
カテゴリーの下にブログ記事を書いていく
この2つだけです。
あなたが今現在ホームページを持っているならこの形になっているかどうかを確認してください。
ホームページをまだ持っていない人はこの形にしてください。
SEOに強いのはワードプレス
ホームページを立ち上げる時には、必ずワードプレスにしてください。
理由はSEOに強いサイトになりますので、少し勉強しないと難しいかもしれませんが、かけた労力に見合います。
美容院のSEO対策「カテゴリー」の決め方
カテゴリーで狙うキーワードは、悩み名にしてください。
カテゴリーで分ける意味は以下の理由です。
カテゴリー分けが必要な理由
- トップページの下にブログ記事がある
- googleは何のサイトなのかを検証する
- googleが検証しやすいサイト構造にする必要がある
トップページの下に、いろんなキーワードの盛り込まれたブログ記事がたくさん並んでいるという形はgoogleの推奨する形では無いためSEOに不利だと言えます。
googleのロボットが認識しやすいようにカテゴリーで分けて、その下に関連性のあるキーワードの記事が並んでいることが大切となります。
ホームページの構造に合わせてキーワードを以下のようにしておきます。
このカテゴリーの部分のキーワードを「悩み名」にしておくということです。
カテゴリーで選んだキーワードの下に関連性の高いキーワードの記事が並べば、そのカテゴリーは専門性の高いカテゴリーだと認識されます。
したがってそのカテゴリーの中の記事はSEOが強くなり、全てのキーワードで上がりやすくなります。
美容院のブログカテゴリーで選ぶキーワード
検索ボリュームは必ずキーワードプランナーで調べて1万件以上のボリュームのものから選んでください。
あなたの施術でできるジャンルが分かりませんので私の方でメジャーなものを選び書いておきます。
カテゴリーのキーワード例
- ヘアカラー 10万~100万
- 髪質改善 1万~10万
- 縮毛矯正 1万~10万
- 薄毛 1万~10万
- パーマ 1万~10万
あなたのお店でできることの中で1万件以上のものを選んでカテゴリーを作ってください。
カテゴリーのスラッグを必ず設定しておく
スラッグというのは、そのカテゴリーをURLに反映するものです。
例えば、カテゴリーが「ヘアカラー」でその下の記事名が「アッシュカラーを長持ちさせる方法」だとします。
スラッグを設定しない場合、URLは以下のようなります。
http://raksamarket.com/ヘアカラー/アッシュカラーを長持ちさせる方法
赤字の部分がカテゴリー名です。
このように日本語のURLはメールやLINEなどで送る場合、ものすごく長いURLに変換されて送られてしまいますし、SEO的にも良くありませんのでカテゴリー名にスラッグを英語もしくはローマ字で設定しておきましょう。
「ヘアカラー 英語」と検索すれば英語ができてきますので、それをスラッグに設定したりしましょう。
ここではローマ字で設定してみましょう。
スラッグを設定した例
http://raksamarket.com/hair-color/老け顔になる原因とは
設定しておくと上記のように常にそのカテゴリーは表示されるようになります。(記事名も同じように書くときに英語にしておきましょう)
設定の仕方は次のようになります。
投稿からカテゴリーをクリックしてください。
名前にカテゴリー名(ビッグキーワード)、スラッグに英語名を入力して保存すればOKです。
ワードプレスのパーマリンク設定もカテゴリースラッグが表示されるようにしておく
次にサイト全体のパーマリンク(URL)にカテゴリースラッグが常に表示されるようにしておきましょう。
設定からパーマリンク設定をクリックします。
カスタム構造を選択して窓の中のテキストを一旦全て消してください。
その下に並ぶタグを
/%category% → /%postname%
の順番にクリックしてください。
画像のような設定になるかと思いますので、設定を保存してください。
これで完了です。
カテゴリーの数
カテゴリーの数はあなたの施術内容によって変わりますが、美容院であれば、概ね5つほどになるのではないかと思います。
とにかくそのカテゴリーの下に関連キーワードのブログ記事を増やしていくことでSEOが強く働きます。
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美容院のSEO対策としてのブログの書き方
カテゴリーまで設定してしまったら、あとは記事を書いていくだけです。
このブログ記事の書き方にもいくつかルールがあります。
SEOに強いブログ記事のキーワード選択
それぞれのカテゴリーのキーワードの下にブログ記事がありますので、そのカテゴリーの関連キーワードを選んで書いていきます。
カテゴリーでのキーワードはビッグキーワードでしたが、ブログ記事のキーワードはニッチなキーワードを使います。
ブログ記事のキーワード選定は、
検索ボリューム10〜100程度の「2語か3語」の組み合わせ
にしてください。
ここは検索ボリュームの10〜100のものを選びますので、必然的に「2語」か「3語」の組み合わせワードになるかと思います。
これは毎回キーワードプランナーで調べながら決めてください。
イメージは以下の図のようになります。
カテゴリーの下に関連の「2語か3語の組み合わせキーワード」が記事としてあるということです。
この関連キーワード記事が増えてくると、そのカテゴリー全体の記事のSEOが強くなり、ほとんどの記事が上位に上がってくるだけでなく、カテゴリーの上のトップページのSEOが強くなってきます。
全てを繋げて最下層のブログ記事の細かなキーワードの積み上げでとトップページも強くなるということになります。
ブログ記事のタイトル名の書き方
ブログ記事のタイトルについては書き方が諸説ありますが、最近のgoogleは短めのシンプルなタイトルを上げてくる傾向にありますので、2語及び3語をそのままシンプルに組み合わせてください。
タイトル例
キーワード「ヘアカラー アッシュ」→ヘアカラーで人気のアッシュ系おすすめ8選
キーワード「薄毛 改善」→薄毛の改善に効果的な●●
キーワード「髪質改善 方法」→髪質改善専門の美容院として歴7年の私がオススメする効果的な方法
シンプルで大丈夫です。
あまり長くしてしまうことによって他のキーワードが入り込むことは、そのキーワードで検索上位に上げてくるのに良くありません。
適切な見出しタグをつける
よくわからない人もいるかと思いますが、記事には必ず見出しタグ(hタグ)を付けていきます。
その見出しタグにはルールがあります。
見出しタグの種類
見出し1(h1タグ)→記事のタイトル
見出し1(h1タグ)から見出し5(h5タグ)→記事の中の整理
見出しタグの順番
見出しタグ(h2タグ)の下に見出しタグ(h3タグ)その下に見出しタグ4(h4タグ)
このようなルールに沿って適切な見出しタグを付けていきます。
タイトル・ディスプリクションを設定する
記事ごとのタイトルとディスプリクション(説明文)・キーワードを設定しておきます。
これを毎記事で行います。
美容院のSEOまとめ
美容院のホームページ集客はポータルサイトとは別の客層を狙っていくことが望ましいでしょう。
現在のSEOは、簡単に相互リンクなどで上げれる時代ではなくなりましたので、小さな個人美容院が勝つにはブログ記事を溜めていくことでSEOを強くしていく方法が良いと思います。
構造として、この記事に書いてあることを先に設定してしまえば、後は記事を書いていくだけであなたのホームページのSEOが強くなり、集客に繋がっていきます。
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