エステを開業したい!と夢を持つのって楽しいですよね。
もちろん夢は持ったほうが良いし、収入源ももちろん多いにこしたことはありません。
しかし、この「夢」と「エステの開業・経営の成功」は現実的に反比例するので注意が必要です。
この記事でお伝えするのは、エステは開業してからのほうが学びが多く、その経営の学びの段階で儲かるための成功するためのステップを登っていくことが必要というお話です。
エステの開業は、正しいやり方で利用すれば大きく儲かるビジネスとなり、成功を手にすることができます。
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エステサロンの開業に必要な資格は?
エステサロンの開業に必要な資格はありません。
技術もしくは機械さえあればすぐにでも開業できることが魅力だと言えるでしょう。
しかし、開業してみると分かることは、儲かることは簡単ではなく、お客様に信用されていないという壁に突き当たります。
そう考えると、お客様に信用されるに値する技術などの資格はとっておいた方が良いでしょう。
いわゆるスクール卒業などのディプロマですね。
何の資格も無しに開業できてしまうことで多くの方が簡単に開業しますが、後に儲かるために必要なエステ自体の信用という問題を最初から考慮しておきましょう。
エステサロンの開業届け
資格は必要ありませんが、開業する以上は開業届けを提出する必要があります。
開業後2ヶ月以内に管轄の税務署に提出します。
営業許可証なども必要ありませんが、税務関係だけはしっかりしておかないといけません。
法人にするべきかどうかにつきましては、初めて開業する場合は、儲かるまでは個人事業主としておいたほうが無難です。
今時は会計ソフトなども優秀ですので、少し勉強するだけで申告書なども簡単に作れてしまいます。
エステサロン開業の物件選び
エステを開業する際に物件をどうするかが成功のための課題となると思います。
テナント型エステサロン
テナントとして出店するやり方です。
メリットやデメリットという書き方はしませんが、テナントとして出店する場合には、それ相応のお金がかかることは頭に入れておきましょう。
良い点は圧倒的にお客様を集めに成功しやすいというところです。
マンション型エステサロン
営業OKのマンションを借りて出店するやり方です。
基本的にお金があまりかかりません。
電気や水道、洗濯機置き場などエステの造作に必要なものは揃っているからです。
難点は、お客様を集めに成功しにくいというところだけです。
自宅エステサロン
ご自身の自宅を少し改造してサロンにするというやり方です。
正直なところ、このやり方はオススメしません。
自分の自宅を不特定多数の人に知られたくないため、広告に「だいたいの住所」だけを記載して予約のあった人にだけ住所を教えるというやり方をしている方が多いのですが、見込み客に信用されずほとんど成功しません。
出張エステサロンとして開業
広告媒体だけ持ち、出張エステとして開業する方法です。
これには資金面のリスクがほとんどありません。
出張する時間帯も夜だけなどに限定して他の仕事と掛け持ちで営業することもできます。
出張でお金をある程度貯めてから店舗として開業するのも1つの成功しやすいやり方だと言えるでしょう。
エステの物件選びのおすすめ
私の物件選びのおすすめは自宅ではなく他にマンションを借りて営業する「マンション型エステサロン」です。
初期投資が驚くほどかからず、自宅ではないため広告に住所も記載できます。
まずはマンション型エステサロンで開業して、売上が上がってきたらテナント店舗物件に移動するのが最良ではないかと思います。
エステサロン経営に必要な開業資金の目安
エステサロンを経営する場合に、必要な開業資金は業態によっても変わります。
ここではマンション型エステサロンとして経営する場合の開業資金の目安をお伝えします。
技術のみの業態の場合の開業資金
サービス内容が「技術のみ」の業態では、物件にかかるお金しか開業資金にはかかりません。
- マンション保証金2ヶ月程度 20万円
- マンション初月賃料 10万円
- 施術ベッド 2万円程度
- 洗濯機 1万円
- タオルなど 3000円
- その他エステの備品 5万円
- 合計383,000円
この程度で済むかと思います。
これ以外に私の場合、化粧直しの台や椅子、カウンセリング用のソファとテーブルなど入れても初期投資は65万円程度でした。
機械が必要な業態の場合の開業資金
機械が必要な業態の場合は、これに機械の代金を足せば概算で開業資金が出せるかと思います。
脱毛器やハイフ、エンダモロジー、インディバ、エムスレンダー、フォトフェイシャルなど様々な機械がありますが、本気でやるならリースで良いかなと思います。
月額で35,000円程度でいけるでしょう。
エステサロン経営にかかる経費を開業前にチェック!
さて、ここからが大切なことになってきます。
エステサロンにおけるランニングコストとは、毎月定額でかかる支出のことです。
エステサロンの経営は、売上がランニングコストを上回れば利益になり儲かるというシンプルなものになりますので、開業前に確認しておきたいところです。
例として、マンション型エステサロンのランニングコストの目安は以下のものです。
ランニングコスト目安
- 賃料 10万円
- 光熱費 2万円
- 広告費(初期の頃) 5万円
- 合計17万円
売上が17万円を超えれば利益です。
テナント店舗型のエステサロンになるともう少しコストが上がることは頭に入れておきましょう。
17万円を超えられるのか?と心配になるかもしれませんが、後述するエステサロンの経営の成功ステップや考え方を読めば、これが簡単なことだと理解できると思います。
エステサロンを開業して儲かるかどうかは、売上だけで決まることではありません。
エステサロン経営の成功は、売上ではなく利益で考えることが大切です。
エステサロンを開業して儲かるのか?
まだエステサロンを経営するか迷っている方は参考にしていただきたいと思います。
世の中で雇用されて得られる所得は月20万円程度になっているかと思います。
先ほどのランニングコストの計算から考えて見てください。
売上が17万円を超えれば利益が得られますが、仮に20万円の売上であれば3万円の利益しか得られず儲かることはありませんね。
これでは生活できません。
最低でも37万円の売上が出せなければ雇用されている時よりも収入が下がることになり、これを懸念している方は多いと思います。
詳しくは後述しますが、次のように考える人は成功できません。
1万円の施術×37名で月37万円の売上を作る
多分これはエステサロンの開業初期には限りなく不可能です。
では、エステサロンの経営に成功する人はどのような考えにしているのかは次のようなものになります。
185,000円のコース×2名で37万円の売上を作る
これなら達成できる見込みは高くなります。
達成できるだけでなく、5名で90万円以上の売上を作ることも視野に入ってきます。
なるべく高額のものを販売して儲かるという考え方に切り替えると意外に成功が近づいてきます。
エステサロン開業で失敗する経営パターン
先日、yahoo!t知恵袋で次のような質問を見つけました。
自宅サロンでは珍しい本格的なエステサロンを目指しています。
カウンセリングでは必ず測定機での肌診断をし、自身の肌質、肌年齢などをわかってもらいたいと思っております。
私自身が化粧品カウンターでの肌診断が大好きなのとカウンセリングの大切さを現在学んでいるので取り入れたい理由です。
エステサロンの売りとしては自宅サロンを前提に本格的なマシーンの導入、診断機での肌診断、アパレルの販売、それと夜の部として週に2回ほど22時から24時頃までの入店も出来るように考えています。
引用:yahoo!知恵袋
この方は、500万というお金をコツコツと貯めてきて、夢の自宅エステの開業・経営へと進んでいる段階ですね。
質問を読む当たり本気であろうと思われます。
2015年の質問ですので、この方は既に開業・経営しておられると思うのですが、
私がこの方から開業・経営する前にこの質問を受けていたら、儲かることはありませんので全力で止めます。
実を言いますと、多くの方は、概ねこのような考え方でエステサロンを開業・経営するわけですが、この考え方ではほぼ成功できないからです。
エステサロン開業で経営が失敗する理由
質問者様にいろんな方が回答を出されていますが、数字の問題とか宣伝のやり方の問題ではない部分で既に成功できない要因があります。
それは「自分の良いと思うこと」を商品にしてしまっていることです。
「そんなの良いと思わないものを商品にするわけないじゃん」と思うかもしれませんが、世の中の人は、ほとんどが「自分の良いと思うもの」を商品やサービスにして失敗しているのです。
難しい言葉で言うと「プロダクトアウト」と言います。
プロダクトアウト
プロダクトアウトとは、企業が商品開発や生産を行う上で、作り手の理論や計画を優先させる方法のことです。買い手(顧客)のニーズのよりも、「作り手がいいと思うものを作る」「作ったものを売る」という考え方です。
引用:マーケティング用語集
これをやっているのは、例えば、AppleとかSONYとかですね。
これらの開業がプロダクトアウトで商品を作るのは、世の中に革新的なインフラを作りたいという理念からですし、商品が出来上がるまでの時間と労力とコストはとてつもないのです。
なのに、
- 自分が受けてみて良かったこと
- 自分が好きなこと
このような程度でそれをエステの商品にしてしまうということは、一言で言って「安易な開業・経営」となりますね。
エステの開業がそんなに簡単で儲かるなら世の中にお金持ちがもっとあふれていてもおかしくありません。
エステサロンを開業して失敗する要因は「プロダクトアウト」で商品を安易に作ってしまい「それが売れるであろう」と思ってしまうことです。
エステサロンで儲かるためには開業前に経営の基本である商品やサービスの作り方を考え直しましょう。
考えることは次のことです。
儲かるために考え直すこと
「その商品は本当に求められているのか?」
でも、考えても分かりませんよね?
私もいくら考えても分かりません。
しかし、考えないでも分かる方法があるのですね。
これを学ぶと儲かるエステサロン経営になります。
エステサロン開業で注意すべき経営に関する法律
エステサロンを開業するにあたって、守らなければいけない経営に関する法律がありますので、ここも確認しておきましょう。
知っておくべき法律やガイドラインは次のものです。
景品表示法
エステサロンを開業する場合に、みなさん成功したいために誇大な表現を使いがちだと思います。
基本的にエステサロンの開業を成功させるためには、広告で強い言葉を使えば使うほど、集客に有利となりますが、法律で定められたガイドラインを理解しておくことで使える言葉と使えない言葉を押さえておくことができます。
全てを理解することは非常に難しいですが、ここではエステサロン開業に必要な経営に関する法律やガイドラインのポイントを紹介しておきましょう。
優良誤認
実際よりも優れているかのように宣伝したり、根拠がないのに、すぐれた効果が出ることを保証する表記のことです。
エステサロンの例としましては、「1ヶ月で10kg痩せる」「業界No.1」などの表示がこれに当たります。
誰でも効果を得られるという表記は避けましょう。
有利誤認
こちらは主に、価格に対しての表記の仕方についてです。
よく見るようなウソの割引や価格を表記するようなやり方をしなければ大丈夫です。
エステサロンで言えば、いつも1万円のサービスを、通常価格3万円として、割引して1万円という表記はダメですね。
よくやっているエステサロンを見かけますので注意してください。
薬機法
薬機法は、エステサロンだけを対象したものではありませんので、エステサロンで販売する物販商品などにも当てはまります。
簡単に言ってしまいますと、根拠の示されない独自の理論でサービスや商品を売ってはいけないという内容です。
薬機法については、日本エステティック評議会の解説が分かりやすいかと思います。
医師法
医師法については、エステサロンにとってかなりシビアな内容ですので把握しておき必要があります。
例えば、脱毛についてや、肌をキレイにする理論などの広告表記は医療行為ではない旨を表記しておかなければいけません。
ある程度の理解をしておきましょう。
分かりやすいのは、公益社団法人 日本美容医療協会の記事が良いでしょう。
では、ここからはエステサロンの開業を成功させて儲かるための経営の知識について解説していきましょう。
エステサロン開業で儲かる経営のコツ
「自分の良いと思うこと」を商品にしても、世の中の9割は売れず儲かることない。
それが分かっていたら、「売れるもの=求められているニーズ」と考えなければいけないのですね。
先ほど書いた、
儲かるために考え直すこと
「その商品は本当に求められているのか?」
これを考え直してみて、求められているか分からなければ、求められているニーズを先に探してから商品を組み直すのが儲かるコツとなります。
これを「マーケットイン」と言います。
マーケットイン
製品のスペックよりもマーケットの声を重視し、よりニーズのある製品を作っていくと言った発想。製品ありきではなく顧客ありきの販売戦略。
引用:コトバンク
この儲かるための商品作り「マーケットイン」のやり方は次の6ステップです。
step
1人の悩みを書き出す
まず、自分が狙っているお客様になるであろう人達の「悩み」できるだけ多くを書き出してください。
step
2緊急性の悩みを抽出する
その中から「緊急性のある悩み」だけを選んで絞ってください。
step
3キーワードを考える
その「緊急性のある悩み」をもつ人達が、どんなキーワードで検索してくるのかを考えてできるだけ多く書き出してください。
step
4キーワードを調べる
それらのキーワードの検索ボリュームを次のツールで調べてください。
step
5数の多いものがニーズの高さ
その中でキーワードの検索ボリュームの多いものが「ニーズの高いもの」となります。
step
6ニーズの高いものを商品にする
その「ニーズの高いもの」だけを商品にしてください。
これであなたはエステサロンの中でも、「緊急性の高い悩みを持つターゲット」に対して「ニーズの高い商品」を出すことができるのです。
これができれば儲かる経営に生まれ変わります。
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エステサロン開業の成功マインド
さて、エステの開業・経営で成功するためには、これだけではいけません。
儲かるために、もう1つ大切なことをお伝えします。
小さく開業することで経営は失敗しない
どんなビジネスでも「小さく始める」ことで成功の可能性が上がります。
以前の私のやっていたサロンの例を話しましょう。
私がサロンを始めた時に、初期投資額は65万円でした。
これには、
初期投資の内訳
- 保証金
- 初月の賃料
- 施術ベッド、
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- カウンセリング用の椅子とテーブル
- 化粧台
- ネット環境
- 電話回線
- 施工費
これらが全て込みで65万でした。
賃料は11万で、居抜き物件を借りたのです。
前のテナントさんは歯のホワイトニングのサロンだったらしく、内装は白の綺麗なものでした。
マンションでの経営は、最初から全てが揃っている状態で安くできるので考えたのですが、
私の場合、お客様を次から次へと施術していくためにマンションだといちいちインターホンが鳴って開錠するのに施術を中断するのは効率的ではないと考えた為、マンションではなく居抜き物件で探したのです。
初期投資を65万しかかけていなければ、エステサロンの開業・経営の失敗リスクはとても小さくなりますよね?
失敗リスクを徹底的に排除してから開業・経営をスタートすることで儲かる可能性は上がります。
つまり、成功するエステ経営は、最初の開業の段階からよく考えていくことです。
エステサロンの開業で成功する経営の秘訣
儲けることを前提にしてから「夢」のエステサロンへと広げていく必要があります。
最初から500万も開業にコストをかけるなら、成功は遠のき儲かることは無いと言えるでしょう。
あなたは、初期投資を限りなく小さく開業して、月に20万はコンスタントに利益が出るようになったら、少し大きく広げれば儲かるのです。
私の場合は、お客様を施術している時に、すでに次のお客様が来て待っている状態で次々と施術していくスタイルで1日に15名ほど施術していましたが、結果として、8年間ずっとサロンを大きく広げることをしませんでした。
なぜなら、大きく広げるより小さくやっていたほうが儲かるからです。
稼ぐお金を増やして、そのお金で「好きなものを買う」「好きなことをやる」ほうが楽しかったからなのですが、あなたは夢があるのであれば、儲かる経営を学んでから「大きく広げる」ことを目標にすれば良いのです。
そのほうが経営のストレスが少ないですね。
成功の秘訣は、
「小さく始めて、少しづつ拡大させていくこと」
だと言えるでしょう。
エステサロン開業での経営リスクを減らす
エステサロンの開業・経営を成功に導く「儲かる成功のパターン」を紹介していきましょう。
初期にコストをほとんどかけないこと
エステサロンを開業する時は、あなたの夢ややりたいことが満載で、それを形にするにはお金が必要だと思っているかもしれません。
そして、実際に施工や備品などの見積りを取るとびっくりするような高い金額になっていることでしょう。
しかし、考えてみてほしいのです。
エステサロンの経営は、支出がなければ絶対に潰れません。
多くの人は、ここで高い支出を決定してしまい後でその支出に苦しみ失敗するケースが多いのです。
今はまだ分からないかもしれませんが、エステサロンを開業したら、次にやることは「お客様を集めて販売」になります。
支出が多いということは、広告費を捻出する時に、どうしても逃げ腰になり広告をかけられいという負の連鎖が始まるのです。
エステサロンの開業で最も大切なのは、言うまでもなく「マネタイズ」ですので、将来にかかる広告費を考慮して開業するべきだとも言えます。
コストをほとんどかけないという目安ですが、開業の時に100万かけてはいけません。
居抜き物件やマンション物件などの低コストで開業できる物件を探し、最低でも6ヶ月分の広告費とランニングコストを残しておけば成功できます。
どこからお融資を受けずに開業するべきことも成功のポイントだと言えるでしょう。
固定の支出が少なければ、やはり余裕がありますので広告費にお金をかけることができて成功することは間違いありません。
もしあなたが、理想のエステにしたいとしても、ある程度の売上が確保できたから改装したりすれば成功できます。
「儲かる=低コスト」だと認識しておくとよいでしょう。
エステサロンで成功するには高単価を狙う経営をする
エステサロンの場合、客数を多く取る「低単価」の経営では成功できないことをご存知ですか?
最初から計算して、利益の高い「儲かる高単価」のメニュー構成にして開業しましょう。
例えば、1人あたり5,000円のメニューで構成するのではなく、考え方としては「1人あたり10,000円」程度いただけるには、どのようなエステサロンのメニューが良いのか?
また、「高単価」をいただくための理由も考えて、儲かるエステサロン経営にしていくほうが良いでしょう。
どうしても、最初は自信が持てなくて安い金額にやりがちですが、広告費との兼ね合いもありますので、最初から「高単価サロン」を目指していくことをおすすめします。
もっと突っ込んだことを言ってしまうと、「コースしかやらない」ことが成功の秘訣です。
多くの方は、お客様を集めるのにどれぐらいのお金がかかるかを分かっていません。
新規はお金をかければかけるほど集めることに成功しますので、大きな広告費を出すエステがどんどん勝っていってしまいます。
まだ開業したての頃には、このような大きな広告費を捻出できませんので、ターゲットを狭く絞り込んで少ない新規でも高いコースを買ってくれるお客様を呼ぶことに徹することで楽に儲かる経営ができるようになります。
知っておきたいエステサロン経営にかかる広告コスト
エステサロンでも様々な広告媒体を試していくことになると思いますが、広告で新規のお客様を集めるのにかかる金額は、おおよそ「1名あたり5,000円〜1万円」が相場となります。
え?そんなに高いの??
と思うかもしれませんが、広告コストはどんどん高騰していますので、ここを勉強してからエステサロンを開業するべきでしょう。
開業したての頃は、この広告コストを捻出することができなく煮詰まってしまう人が多いのです。
開業して儲かるには、かかる「広告コストの目安」は把握しておくことが経営の成功の秘訣です。
儲かるエステの経営の鍵はLTV
たとえ、広告コストが1人あたり5,000円かかったとしても、あなたのサービスで「1人のお客様から生涯に渡っていくらをいただけるのか」でエステサロンの経営が成功するかどうかは決まってきます。
この「1人のお客様から生涯に渡っていくらをいただけるのか」を「LTV」と言いますが、LTVが50,000円だとすれば、5,000円の広告費に対して45,000円の利益が得られる計算となります。
つまり、あなたのエステサロンのメニューの構成が50,000円にしておけば良いのです。
- 1万円で5回は通っていただけるようにするのか?
- 17,000円で3回通っていただけるようにするのか?
LTVを元にメニューの価格を決めていくのがエステサロン経営の成功のコツとなります。
儲かる経営は、このように最初から儲かる仕組みを作っておくことで成功できるのです。
お客様へコースを提案する
エステサロンの開業で成功するためには、やみくもに広告コストをかけて新規を集めて都度払いで通ってもらうなどの非効率的なやり方はやめるべきです。
そもそも広告費を大きくかけられない開業したての頃に、この考え方をしているとすぐに経営が詰まってしまいます。
ある程度の価格のコースだけを販売し、都度払いは無くすことが儲かるコツです。
簡単に言ってしまいますと、「3人の新規を呼んで20万のコースを3人に成約」することで60万の売上を作ることができて経営は成功します。
このスキルが身につけば広告費を増やして6人の新規を呼ぶ。
これこそが本当のエステサロン経営の成功の秘訣です。
エステサロンの開業に必要ない経営の知識|儲かるエステサロンの作り方のまとめ
エステサロンの開業は要点だけ押さえれば成功する可能性は限りなく高くなり儲かる経営にすることができます。
エステ開業・経営の成功
儲かってから改装する
広告費に重点を置く
LTVでいくら稼げるかを重視したメニュー構成にする
これだけ意識して開業・経営すれば、ほぼ成功したようなものでしょう。
なにせエステサロンは、支出がほとんどありませんので、損失も無いのですから儲かると言えます。
なるべく自分で貯めた預金で「初期投資」と「数ヶ月の運転資金」だけまかなえるようにしておくと良いでしょう。
儲かるエステサロンを開業・経営することへのハードルはそんなに高くありません。
次は、エステサロンを成功に近づけるために経営スキルについて勉強していきましょう。
個人でエステサロンを経営している人でも年収1000万が儲かることは十分可能です。
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