コンテンツSEOという言葉を聞いたことがあると思いますが、実際にはコンテンツを発信してビジネスに繋げていく方法とは、いったいどのようなものなのかが分からないと質問を受けることが多いのです。
実際に私も、以前はコンテンツの意味も分かっていませんでしたし、発信していくことで商品の販売に繋がる流れも理解できていませんでした。
ブログを毎日書いて1年続ければ、そのブログは金になると言われていますが、それは世の中ではコンテンツSEOからアフィリエイトに繋げて稼ぐことを意味しています。
しかし、コンテンツSEOで稼ぐ方法はアフィリエイトだけではありません。
この記事では、コンテンツSEOとは何か?メリット、デメリット、やり方の手順までの基礎知識を紹介していきます。
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<クリックできる目次>
コンテンツSEOとは?
コンテンツSEOとは、コンテンツ(情報)をリリースして、SEO対策によってコンテンツを数多く検索エンジンで上位に表示させることによって検索からのトラフィック(アクセス)を流入させるビジネスの方法です。
しかし、コンテンツSEOという言葉は、正式な名称とはなっていませんが、
コンテンツの定義
コンテンツ=ユーザーに好まれる質の高い情報
質の高い情報をユーザーに多く提供し、検索結果でWEBサイトを上位に表示するためのSEO対策を含めた方法が「コンテンツSEO」だと言えます。
この「質の高いコンテンツ」とは、検索エンジンとユーザーのどちらにも好まれる作り方をしなければいけません。
ただやみくもにコンテンツを作成し続けたところで検索で上位に表示されることはなく、コンテンツSEOは「質の高いコンテンツの作り方」のルールを理解することから始まります。
コンテンツSEOの目的
コンテンツSEOの目的は、検索エンジンにコンテンツを多くインデックス(表示)させることでWEBサイトのトラフィック(アクセス)を増やすことです。
そして、もっと先の目的を言えば、WEBサイトのトラフィックを増やすことで、自社の商品販売やアフィリエイトに繋げていくことです。
無数にあるキーワードでトラフィックを集める
多くの人は「SEO対策」と聞くと、自分の商品に関係する複数のキーワードで上位表示させることと考えていますが、コンテンツSEOの目的は莫大なトラフィックを集めることですので、3〜10個程度のキーワードで上位表示させることではなく、ユーザーの疑問に答えるための無数にあるキーワード全てでトラフィックを集める考え方となります。
コンテンツSEOは、この無数にあるキーワードの選定から、キーワードの検索意図を理解し答えとなるコンテンツを作成することが大切となります。
この考え方により、従来型のTOPページSEOよりも莫大なトラフィックを集めることができます。
ドメインパワーを高めること
コンテンツSEOの目的は、無数にある上位化しやすい競合性の低いキーワード(ロングテールキーワード)などのコンテンツの集合体にすることで、そのWEBサイト全体のドメインパワーが高まり、結果、WEBサイトのSEOが強くなることを目的としています。
ドメインパワーが高まれば、そのWEBサイトの信頼性も上がり、多くの記事が検索で上位表示されるようになり、莫大なトラフィックが集めるのです。
例えば、
従来型のように、TOPページを検索ボリューム1万のキーワードを狙い、その下に10個程度のコンテンツを置いたとしてもドメインパワーは上がらず、その10個のコンテンツがどれだけ質の良いものであったとしても検索で上位表示はされず、トラフィックは得られません。
しかし、TOPページを検索ボリューム1万のキーワードを狙い、その下に検索ボリューム1000のキーワードを狙ったカテゴリーを5つ作成し、その下に検索ボリューム10〜50程度の小さいキーワードのコンテンツを各カテゴリーで10個づつ作成した場合、
後者の方がドメインパワーが上がり、全てのコンテンツが検索で上位表示されるようになります。
この場合、狙っているTOPページのキーワードだけでなく、その下のカテゴリーで狙うキーワード、その下の各コンテンツで狙うキーワード全てが検索上位に上がってきますので、従来型のSEO対策と比較して集められるトラフィック数は100倍〜1000倍にも及びます。
これがコンテンツSEOの目的です。
コンテンツSEOのメリット
長期間にわたって集客効果が維持される
他のビジネス手法は全て単発での集客手法と言えます。
例えば、リスティング広告やSNS発信、SNS広告、チラシ、メディア掲載など、全てのビジネス手法ではお金をかけた分だけの露出となり、単発の効果しか得られません。
しかし、コンテンツSEOは「積み上げ型」のビジネス手法です。
一度、トラフィックを集められるWEBサイトにしてしまえば、長期間にわたって集客効果を維持することができます。
いわば、あなたのビジネスの資産になっていくのです。
コストパフォーマンスが非常に高くなる
コンテンツSEOの最も優れた点は、コストパフォーマンスに優れていることです。
現在は、リスティング広告のクリック単価がとても高くなってきており、求める最低限のトラフィックを集めるだけでもかなりの広告費がかかってくるのが現状です。
しかも、広告費をかけたからといって集客に必ずしも繋がる確証はありませんので、いわゆる「賭け」の要素もあり、その広告費の大部分が無駄になることも考えられます。
しかし、コンテンツSEOではお金は一切かかりません。
かかるのは「時間」と「労力」だけで、テスト改善も含めて全て「お金をかけない」状態で行えます。
長期的に見ると非常にコストパフォーマンスに優れたビジネス手法だと言えるでしょう。
コンテンツSEOではトラフィックを無限に増大させることができる
コンテンツSEOを実践し、ある程度のトラフィックが集められるようになったとしましょう。
しかし、それだけでは終わりません。
そこから更にコンテンツを積み上げていくことによって、無限にトラフィックを増大させていくことができますので、かけられる広告費の兼ね合い上、他の広告を比較するとその差は歴然となっていきます。
例えば、
リスティング広告で月額20万円の広告費をかけられたとすると、おおよそ1000程度のトラフィックしか集められませんが、コンテンツSEOではコンテンツを追加していけばいくほど10万、20万とトラフィックを集めることが可能になります。
コンテンツSEOは「信頼」を生むことで集客力が強くなる
前述したように、コンテンツとは「質の高い情報」のことです。
ユーザーは検索エンジンを使って情報を探す場合、有益な情報を見つけられた場合、そのWEBサイトを信頼するようになります。
ビジネスにおいての重要な要素として、「信頼」が消費者の購買に繋がることは言うまでもありません。
「信頼」を得られたWEBサイトからの購買数は、「信頼」を得られていないWEBサイトと比較して同じ商品を販売しても大きな差があることは証明されています。
なぜ「信頼を得ること」が購買数の増加に繋がるのかは次の要素を理解すれば分かります。
あらゆる見込み客の段階にアプローチできる
商品を購入する見込み客には段階があり、それは次のものです。
見込み客の4つの段階
- 今すぐ客→1%
- お悩み客→9.5%
- そのうち客→9.5%
- まだまだ客→80%
従来型のホームページやチラシ、リスティング広告などのビジネス手法では、この4つの段階の中の「今すぐ客1%」しか相手にできません。
言ってみれば、この1%だけの客層を奪い合っている状態となります。
残りの99%は、
- まだそこまで困っていない
- ぼんやりと問題点には思っている
- 知識がないので調べている
- 問題点にすら気づいていない
このような層であり、その商品のニーズを自覚していない「潜在顧客層」なのです。
コンテンツSEOでは、この「99%の潜在顧客層」に対しても、知識や気づきをコンテンツにより丁寧に提供していくことでニーズを掘り下げることができるのです。
1%だけの層を相手にするのではなく、99%の層の「信頼」を得ることで将来の強い集客力に繋げていきます。
WEBサイトのトラフィックが安定して集められる
コンテンツSEOを正しく行なえば、ライバルサイトの出現や今後のアルゴリズムの変更などで一喜一憂する必要がなくなります。
よくブログはオワコンなどといった言葉も聞きます。
最近実施されたgoogleのアルゴリズムのアップデートにより、多くのWEBサイトが検索圏外に飛ばされてしまい、今までの積み上げてきたコンテンツが意味のないものになってしまった事例がたくさんありますが、これらはブラックハットSEOの手法を少なからず用いていたはずです。
なぜなら、正しいコンテンツSEOだけを行ってきたWEBサイトは逆に検索順位が急激に上がったと言う事例もたくさんあるからです。
有益なコンテンツを増やすことだけに専念するコンテンツSEOの手法では、
- サテライトサイトを別に作成して相互リンクを貼る
- 被リンクを購入する
- 中古のドメインを購入する
などの小手先のテクニックは使わないので検索エンジンからペナルティを受けることはありません。
正しいコンテンツSEOを実践していけば、ライバルサイトやアルゴリズムの変更に関わらず安定してトラフィックを増やし続けることができるのです。
さらには、無数のキーワードでWEBサイトを構築していくコンテンツSEOでは、1つや2つのキーワードのコンテンツが仮に順位が下がったとしても、他のキーワードがたくさん上位に上がっているのでビクともしません。
全てのキーワードで検索順位が下がったとすれば、それは前述のようなブラックハットSEOをやっているWEBサイトのみです。
コンテンツが顧客育成を自動化する
前述の見込み客の4段階の99%である「潜在顧客層」に対して、作成したコンテンツは知識を提供し、信頼を得ることで将来の「顧客育成」にも繋がります。
例えば、「肌がキレイになる商品」があったとします。
この場合、「肌をキレイにしたい人」や「肌に悩みのある人」でも様々なタイプの人が存在します。
様々なタイプ
- 自分でいろいろ化粧品などを試して改善したい人
- 自分でやるのは面倒だからお店にお任せしたい人
- 原因が知りたいので調べている人
- 肌はキレイにしたい、でもお金はそんなに払いたくないという人
- いろいろ試したけど、結局安いものでは良くならなかったという人
- 肌はキレイだけど、もっとキレイにしたい美容マニアの人
- 肌は汚いのは分かっているけど、どうしていいのか分からず調べもしていない人
- 肌が汚いことにすら気付いていない人
などなど、様々ですね。
これら全ての見込み客に対して最適なコンテンツを提供することで「信頼」を得ることができ、その層に対しての知識提供もできることから「将来の顧客へと育成」することができるのです。
コンテンツのタイプの例を挙げましょう。
コンテンツのタイプ
- 自分でいろいろ化粧品などを試して改善したい人→「肌 キレイにする 化粧品」
- 自分でやるのは面倒だからお店にお任せしたい人→「肌 エステ」
- 原因が知りたいので調べている人→「肌 汚い 原因」
- 肌はキレイにしたい、でもお金はそんなに払いたくないという人→「肌 エステ 格安」
- いろいろ試したけど、結局安いものでは良くならなかったという人→「肌 化粧品 価格」
- 肌はキレイだけど、もっとキレイにしたい美容マニアの人→「美肌 方法」
- 肌は汚いのは分かっているけど、どうしていいのか分からず調べもしていない人→「肌 キレイにする 方法」
- 肌が汚いことにすら気付いていない人→「肌年齢 チェック」
このように様々な層に対して最適のコンテンツを公開しておくことで、全ての見込み客層の段階にアプローチできるようにしておき、さらに他のコンテンツも読んでもらえるようにしておくことで潜在顧客層の「顧客教育の自動化」となるのです。
コンテンツSEOは「顧客教育」を自動化してくれるビジネス手法であると言えるでしょう。
コンテンツSEOのデメリット
コンテンツSEOのメリットを解説してきましたが、デメリットもあります。
コンテンツSEOのデメリットは2つしか無いと考えますが、この2つのデメリットが多くの人にコンテンツSEOの難しさを感じさせ挫折させてしまう大きな要素だと言えます。
コンテンツSEOは即効性がない
コンテンツSEOは、「質の高い有益な情報」を作成し積み上げていく手法ですので、とても時間がかかります。
効果が出るまでに時間のかかる原因は以下の2つです。
質の高い有益コンテンツ作成に時間がかかる
当然、質の高い有益なコンテンツを作成するのには時間がかかります。
キーワードからニーズを見つけ出し、その構成から考えて他のどのサイトよりも網羅性の高くユーザーの検索意図にマッチした利便性の高いコンテンツを作成するには、少なくとも1日1コンテンツほどのペースでしか作成できません。
検索エンジンから高い評価を得るには、WEBサイトのコンテンツのボリュームも関係しているため、有益コンテンツを200も300も公開していく必要があります。
このように考えれば、少なくとも効果が少しで始めるのに6ヶ月、かなりの効果がで始めるのが1年と、相当な時間がかかるのです。
1日1コンテンツを作成できた場合でも、これほどの時間がかかりますので、もう少し遅いペースとなると2年ほどかかってしまう場合さえあります。
コンテンツSEOは長期的な視野で見て、1年後、2年後に莫大に集客するための地道なビジネス手法だと言えるでしょう。
検索エンジンの評価を得るまでに時間がかかる
時間がかかるのはコンテンツ作成だけではありません。
検索エンジンから評価を得ることにも時間がかかります。
検索エンジンのクローラーの巡回や、評価によるランキングの決定などには、検索エンジンがそのWEBサイトや公開されているコンテンツに関する情報を蓄積する必要があり、世界中のWEBサイトの情報の中から決定しています。
このgoogleの評価システムの詳細は公開されていませんが、WEBサイトの提供元であるあなたがやれることは、コンテンツを作成したらgoogleサーチコンソールから「URL検査」でインデックスさせて、XMKサイトマップを送信することしかできません。
相当となる評価が得られるまでに、コンテンツ公開から2ヶ月〜3ヶ月、場合によっては1年かかるものも出てきます。
さらに、そのWEBサイトのドメインパワーとの関連まで含めれば、その評価の時間は変わってきます。
このようなことからコンテンツSEOには相当な時間がかかることになるのです。
これらのデメリットは「やらない理由」にはならない
しかし、この2つのデメリットは、あなたがコンテンツSEOをやらない理由にはなりません。
なぜなら、他のビジネス手法に合わせて将来の顧客を育成するコンテンツSEOを同時並行して実践していけば良いからです。
コンテンツSEOは時間がかかりますが、今は他のビジネス手法で短期的に集客し、将来の集客のためにコンテンツSEOを地道に並行することであなたのビジネスは安定していくでしょう。
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コンテンツSEOのやり方
では、実際のコンテンツSEOのやり方を手順として解説していきます。
コンテンツSEOの2つの構成要素
コンテンツSEOは2つの構成で考えます。
キーワード構成
キーワードの選定が大切となりますが、それは次のようなものです。
キーワードの構成
そのWEBサイト自体で狙うキーワード→ビッグキーワード
その下のカテゴリーで狙うキーワード→ミドルキーワード
カテゴリーの下のコンテンツで狙うキーワード→ロングテールキーワード
WEBサイトのトラフィックを莫大に集めていくキーワード構成はこのように階層を決めて狙うことで可能になります。
つまり、一番下にロングテール(検索ボリュームの少ないもの)でコンテンツを積み上げていくことで、その上のカテゴリーで狙うミドルキーワードが強くなり、ミドルキーワードでの検索エンジンの評価が上がります。
各カテゴリーのミドルキーワードの評価が上がってくると、自然にWEBサイト自体で狙っているビッグキーワードでの評価も上がり、検索で上位表示されるようになります。
結果として、コンテンツSEOのキーワード構成にすれば「ビッグキーワード」「ミドルキーワード」「ロングテールキーワード」の全てで検索上位表示が可能となり、莫大なトラフィックを得ることができるようになるということです。
この階層にしていない場合、全てのコンテンツが単発の評価となり、全てのキーワードの評価が上がりません。
コンテンツの構成
キーワードとは、ユーザーの質問と考えます。
質の高い有益コンテンツとは、「ユーザーの質問に対しての他サイトのコンテンツより信頼性・網羅性・利便性の高い答え」と言えます。
コンテンツを作成する時に、これを理解せず「自分の伝えたいこと」を書いていると読まれず評価も上がりません。
そのキーワードに対しての答えをコンテンツとして作成するためには、ユーザーの検索意図を理解するためのリサーチが必要となります。
ユーザーの検索意図からズレたコンテンツにならないように事前に構成を考えていくことが必要です。
コンテンツSEOの手順
コンテンツSEOのやり方の手順を解説していきます。
あなたの商品に関連する「悩み」の書き出し
まず、あなたの提供している商品に関連する「人の悩み」を書き出します。
ジャンル別に出来るだけ多く書き出していきましょう。
関連キーワードを抽出する
その「人の悩み」に関連するキーワードを抽出します。
関連するキーワードは次のツールで抽出できます。
このツールの窓に各悩みを入れると関連するキーワードがたくさん出てきますので、これらを抽出してください。
キーワードの検索ボリュームを調べる
抽出した関連キーワードの検索ボリュームを調べます。
検索ボリュームは次のツールで調べられます。
WEBサイトのキーワード構成を設定する
調べたキーワードの検索ボリュームから、WEBサイトで狙うキーワードを決めていきます。
WEBサイトのキーワード構成
- 検索ボリューム1万〜10万のキーワードの中から1つ→WEBサイト
- 検索ボリューム1000〜1万のキーワード→各カテゴリー
- 検索ボリューム10〜100のキーワード→カテゴリーに関連するコンテンツ作成
各コンテンツで狙うキーワードのユーザーの検索意図を調べる
最も大切なユーザーの検索意図ですが、様々な調べ方があります。
その中でも最も簡単な調べ方は次のものです。
ユーザーの検索意図の調べ方
- そのキーワードで実際に検索してみる
- 検索上位10位以内のWEBサイトのを見てみる
上位10位以内に表示されているWEBサイトは、検索エンジンとユーザーの両方にに評価されていると言えるので、このライバルサイトを徹底的に調べます。
これでユーザーの検索意図が理解できるはずです。
ライバルサイトを上回るコンテンツ構成を考える
ライバルサイトのコンテンツを研究し、ユーザーの検索意図も理解したら、今度はそのライバルサイトを上回るオリジナリティのあるコンテンツ構成を考えます。
タイトル、見出しなどを含め、そのキーワードに対してのあなたなりの答えをライバルサイトより網羅性の高く、読みやすいコンテンツにするにはどうすれば良いのかを構成で考えるのです。
どれだけ優秀なコンテンツといえども、必ずあなたのほうが詳しい部分があるはずです。
その勝っている部分をオリジナリティとしてコンテンツに加えていくことを重要視してください。
そして、文字数も調べましょう。
ライバルサイトの文字数が5000文字ならば、ドメインパワーの弱い初期の頃は、それを上回る文字数で網羅していくことで将来勝てる可能性が出てくるのです。
網羅性の高いコンテンツを作成しようとすると、結果として文字数が多くなることも必然です。
質の高いコンテンツを積み上げていく
このようにキーワードの選定を正しく行い、WEBサイト・カテゴリー・コンテンツの各狙うキーワードを設定したら、あとは各カテゴリーの下で質の高いコンテンツをどんどん作成して積み上げていくだけです。
この中のどれが欠けてもコンテンツSEOは成功しません。
例えば、カテゴリーで設定したキーワードの検索ボリュームが150などと少ないものだとしたら、いくらその下のコンテンツでロングテールキーワードを積み上げていっても、そのカテゴリーの評価が上がったとしてもあまりトラフィックは増えていきません。
また、キーワード設定がキチンとされていたとしても、コンテンツ自体がライバルサイトよりも内容の薄いものであれば、いくら積み上げていってもトラフィックは増加していきません。
コンテンツSEOがセールスに有利な理由
コンテンツSEOがビジネスで有利になる理由を解説していきましょう。
購買における最大の決定要素「信頼」を先に得られる
amazonを始めとする商品販売サイトでも明らかなように、ユーザーが商品を購入する決定要素は「信頼」です。
- 商品のレビュー
- 販売元の信頼性
この2つの要素は両方とも「信頼」をユーザーが求めている証拠です。
世の中で考えられているセールスとは、
- ユーザーを集客し
- ユーザーに提案する(セールスする)
この流れなのですが、コンテンツSEOは先にコンテンツを提供することで「信頼」を得ています。
したがって、集客した段階では既に「購入を決めているユーザー」を集めることができるのです。
コンテンツSEOは「セールスを不要にする」ためのビジネス手法であり、他のビジネス手法と比較してセールスに非常に有利になると言えるでしょう。
人の悩みを集められる
コンテンツSEOでは、先に徹底的に「キーワード」「ライバルサイト」を調べてからコンテンツを作成するため、ユーザーのニーズを事前に集めることができます。
ユーザーのニーズがどこにあるのか?何にあるのか?が集められれば、次々のそのニーズに合わせた商品を作っていくことができますので、ビジネスとして「売れる商品」が他のビジネスと比較して多く作れます。
したがって、他のビジネスより販売の可能性が非常に高くなります。
アフィリエイト、メルマガなど複数の収入経路を確保できる
コンテンツSEOを正しく実践すれば、将来のトラフィックを莫大に集めることができます。
これによってアフィリエイトやメルマガなどからの収入経路を複数作ることも容易になります。
そのメリットは次のものがあげられるでしょう。
- 自社の商品販売
- メルマガリストを増やした上での自社の商品販売
- 膨大なアクセス数のWEBサイトにすることによるアフィリエイト
少なくとも莫大なトラフィックを集められれば、複数の収入経路を持つことでビジネスは非常に有利になるでしょう。
コンテンツSEOまとめ
コンテンツSEOは、とても「時間」と「労力」のかかるビジネス手法ですが、1年後、3年後の集客が莫大になっていくものですので早く始めることが大切だと言えるでしょう。
コンテンツSEOのポイントまとめ
キーワードの選定によるWEBサイトの構成を間違えない
ライバルサイトを上回る良質なコンテンツを作成する
検証と改善を実践
継続してコンテンツを積み上げていく
コンテンツSEOを実践していくことで、あなたのビジネスが飛躍的に成果を上げ、あなた自身のスキル向上にも貢献します。
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